旬の彩り京野菜レシピ〜料理研究家大原千鶴さん監修〜

穂先の柔らかい部分はお吸い物や若竹煮に、根元の部分はきんぴらやたけのこご飯に向きます。 〈材料2人分〉 茹でたけのこ … 150g 太白ごま油 … 大さじ1/2 A …【 みりん 大さじ2 うす口しょうゆ 大さじ1 】 木の芽 … 適量(1~2g) 作り方 たけのこは細切りにする。木の芽は粗く刻む。 フライパンに太白ごま油を入れて中火にかけ、1のたけのこを加えて炒める。Aを加えて煮詰め、1の木の芽を入れてザッと混ぜて火を止める。器に盛り、お好みで木の芽を添えても。 ...

京丹後メロンのみずみずしい甘さとミルクの味は相性がとてもよいです。果汁も余すところなく使ってくださいね。 〈材料1人分〉 京丹後メロン … 適量(今回は約100g) 京丹後メロン果汁 … 大さじ1~2 サイダー・バニラアイス … 各適量 作り方 京丹後メロンを食べやすい大きさにスプーンですくいながらグラスに入れ、京丹後メロン果汁を加え、サイダーを注ぎ、バニラアイスをのせる。切ったメロンをグラスのフチに飾っても。...

シャリッとした食感が美味しい京たんご梨。 たくさん手に入った時には、日持ちのするコンポートを是非お試しください。 〈材料 作りやすい分量〉 京たんご梨 … 2個 白ワイン … 100ml A …【 水 500ml 砂糖 150g レモン果汁 大さじ2 】 レモンの皮 … 少々 作り方 梨は8等分のくし切りにして芯を外し、半分の大きさに切る。(皮はむいてもむかなくてもOKです。) 鍋に白ワインを入れて中火にかける。沸いたら30秒ほど煮てアルコールを飛ばし*、Aと1の梨を入れる。 再び沸いたらアクを取って火を弱め、15~20分ほど竹串が通るまで煮たら火を止め、そのまま冷ます。粗熱が取れたらレモンの皮*を入れると香りよく仕上がります。 *煮汁に使った状態で、冷蔵で1週間保存可です。 *アルコールを飛ばしているのでお子様でも大丈夫ですが、白ワインはお好みで、なしでもいいです。 *レモンの皮と一緒に生姜の薄切り(2~3枚)入れても大人向けになって美味しいですよ。 *残った煮汁はゼリーにして召し上がってください。...

塩を入れた水でゆっくり加熱すると、栗の甘みがより引き出されます。 〈材料2~3人分〉 丹波くり … 500g 鶏もも肉 … 1枚(300g) ししとう … 6本 A …【 水500ml 塩 小さじ1 】 B …【 みりん 大さじ3 うす口しょうゆ 大さじ1と1/2 】 粗びき黒こしょう … 少々 作り方 ボウルに栗を入れ、たっぷりの熱湯を入れて荒熱がとれるまでおく*。 1の栗の鬼皮と渋皮をむく。(むいたものは、茹でる直前まで水につけておくとよい。) 鍋にAと2の栗を入れて弱火にかけ、蓋をする。40分ほど茹でたら火を止め、そのまま冷ます。 鶏肉はひと口大に切って塩・こしょう各少々をふる。ししとうはヘタを落とし、竹串で数カ所刺しておく。 フッ素樹脂加工のフライパンに4の鶏肉を入れて中火にかけて蓋をする。途中上下を返して鶏肉の両面がこんがり焼けて火が通ったら、蓋を外し、B、水気をきった3の栗、4のししとうを加え、時々混ぜながら煮汁がトロッとするまで煮つめる。器に盛り、あれば粗びき黒こしょうをふる。 *こうすると皮がむきやすくなります。...

京丹波大黒本しめじはうまみが強いきのこなので、蒸し汁も残さずにどうぞ。 〈材料1人分〉 京丹波大黒本しめじ … 3個(100g) 鯛(刺身用・柵) … 80g 塩昆布・酒 … 各大さじ1/2 すだち … 適量 作り方 鯛に塩少々(分量外)をふって、冷蔵庫で10分間おく。出てきた水気を拭く。 大黒本しめじは軸の下のほうのかたい部分を少し切り落とし、縦半分に切る。 耐熱皿に1の鯛、2の大黒本しめじ、塩昆布をのせ、酒をふる。ラップをふんわりかけて600wの電子レンジに3分かける。仕上げに、絞りやすく切ったすだちをかけていただく。 ...

黒豆は個体によって戻す時間や茹で時間が変わります。 ★戻す時にしっかりと戻す。 ★煮る時は豆が煮汁から出ないようにする。 〈材料作りやすい分量/約4~6人分〉 黒豆 … 200g 黒豆の茹で汁 … 約1カップ 牛ひき肉 … 100g A …【 玉ねぎの粗みじん・トマトの粗みじん 各150g にんにくのみじん切り 小さじ1 】 オリーブオイル … 大さじ3 B …【 塩 小さじ1 カレー粉 大さじ1 粗挽き黒こしょう 小さじ1/6 】 C …【 濃口しょうゆ 大さじ3 トマトケチャップ 大さじ2 】 イタリアンパセリ … 適宜 作り方 鍋に熱湯(1L)を沸かし、サッと洗った黒豆を入れ、再沸騰したら火を止めてすぐに蓋をし、そのまま1時間以上おく。黒豆がしっかりと戻ったら、ザルにあげて水を捨て、鍋に黒豆を戻し入れ、新しい水(1L)を入れ中火にかける。沸いたらアクを取って火を弱め、蓋をしてコトコトと黒豆が柔らかくなるまで煮る。(新豆の場合30分ほど。) 厚手の鍋にオリーブオイルとAを加え中火にかけて炒める。玉ねぎがしんなりとしたら蓋をして弱火にし、全体がしっとりとなじむまで3分ほど煮る。蓋を外し、Bと牛肉を入れて中火で炒める。肉の色が変わったら1の黒豆と茹で汁(1カップ)、Cを加え、弱めの中火で煮汁が少しトロッとするまで30分ほど煮て火を止めそのまま冷ます。 *ひと晩おくと豆に味が染みこんで美味しくなります。 器に盛り、あればイタリアンパセリをあしらう。パンにのせても。...

賀茂なすは肉質が緻密なので、フォークで穴をあけてから、ゆっくり揚げるともっちりとした仕上がりになります。 〈材料 作りやすい分量〉 賀茂なす … 1個 鶏もも肉 … 1枚(250g) 塩・こしょう … 各少々 片栗粉 … 適量 米油(サラダ油でも可)… 適量 A(あわせておく)…【 だし 200ml 砂糖・米酢・うす口しょうゆ 各大さじ2 塩2つまみ 】 輪切り唐辛子 … 少々 おろし生姜 … 適量 作り方 賀茂なすはヘタを切り落し、縦半分に切って皮を縞目に剥き、2cm幅に切って断面をフォークで数カ所刺す。水に5分ほどさらして水気をふく。 鶏肉は一口大のそぎ切りにして塩・こしょうをふって片栗粉をまぶす。 フライパンに米油を1~2cmほどの高さまで入れ、170℃に熱し、1を入れる。時々箸で上下を返し、しんなりするまで揚げ、油をきる。(揚げ時間の目安は4~5分間ほど。)続けて、片栗粉を薄くまぶした2の鶏を入れて揚げる。表面が固まってきたら箸で上下を返しながらカリッと揚げ、油をきる。(揚げ時間の目安は4分間ほど。) あついうちに3を保存容器に並べ入れ、Aと輪切り唐辛子を入れ、冷めるまでそのままおく。冷蔵庫でひと晩おいても。器に盛り、生姜をのせる。漬けておいた輪切り唐辛子をあしらっても。 ...

伏見とうがらしは火が通りにくいので、切り込みをいれたり、途中水を足したりしながら、十分にしんなりとするまでしっかり炒めるのがコツです。 〈材料 作りやすい分量〉 伏見とうがらし … 2袋(260g) ごま油 … 大さじ1 牛こま切れ肉 … 80g 塩・こしょう … 各少々 A(あわせておく)…【 みりん 大さじ5 みそ 大さじ2 うす口しょうゆ 小さじ1と1/2 おろしにんにく 少々 】 すりごま(白) … 適量 作り方 伏見とうがらしはヘタを落とし、包丁で数カ所切り込みを入れておく。牛肉は大きければ食べやすく切り、塩・こしょうをふる。 フライパンにごま油を入れて中火にかけ、1の伏見とうがらしを入れて炒める。途中水適量(分量外)を加え、蓋をして時々混ぜながら3分ほど煮る。しんなりとしたら、1の牛肉を入れて炒める。牛肉の色が変わったら、Aを入れて煮汁がほぼなくなるまで炒める。器に盛り、すりごまをふる。 ...

とうがらし類は丸ごと調理がおすすめ。万願寺とうがらしは種もヘタも柔らかいので、直火であぶるのが一番で簡単で美味しい食べ方です。 〈材料 2~3人分〉 万願寺とうがらし … 5本(150g) 油揚げ … 30g 濃口しょうゆ … 大さじ1 砂糖 … 小さじ1/2 かつお節 … 適量 作り方 万願寺とうがらしに金串を刺して直火であぶる。万願寺の全体がこんがりと焼けたらバットに取り出して金串を外し、半分に切る。油揚げも同様にあぶって、食べやすく切る。 しょうゆと砂糖を入れたボウルに、1の万願寺とうがらしと油揚げがあついうちに入れ、箸で転がして絡める。器に盛り、かつお節をかける。 ...